2015年10月3日～4日に行われた、B－1グランプリ2015年。
優勝したのは、千葉県勝浦市の勝浦タンタンメンでした。
勝浦タンタンメンの特徴は…？
- ごま系と違って、醤油ベースのラー油が多く使われたスープ
- みじん切りの玉ねぎとひき肉が入ることが多い
- ニンニク、ニラ、ネギがはいることもあり
というわけで、見た目真っ赤な、寒い時期には体が温まりそうなラーメンです。もともとは、海女さんや漁師さんが、寒い海仕事を終えたあとに、体を温めるために作ったラーメンだそうですね。
これは見るからに温まりますなぁ…。
勝浦タンタンメン正規取扱店
こちらに、勝浦タンタンメン食べつくしマップがあります。（PDF)
＞＞＞http://katsutan-sendan.com/sys/wp-content/themes/katsutan/pdf/tabearukimap.pdf
ラー油大量という特徴から、ヘタすると「ただ辛いだけの味がわからないラーメン」になっちゃいそうなんですが、そんな中でも特においしく仕上げている人気店をピックアップしてみます。
はらだ
勝浦タンタンメンを扱うお店の中でも、特に人気の「はらだ」
駅から遠いので、車必須になりますが、甘い玉ねぎに辛いラー油がマッチして、これぞ正統派の勝浦タンタンメンという感じ。勝浦タンタンメンらしい勝浦タンタンメン（？）を食べたいなら、はらだで決まりでしょう。ゴージャスに「勝浦タンタンチャーシューメン」もいいかも。ガツンと辛いですよ。
住所 勝浦市松野３８８
江ざわ
高級感あふれる勝浦タンタンメンを食べさせてくれるお店。江ざわは、勝浦式タンタンメン発祥のお店だそうです。たんたん餡増しの「上タンタンメン」か？チャーシューどかどか入りの「タンタンチャーシューメン」か？迷うところです。２位にしたけど、甲乙つけがたい！
住所 勝浦市白井久保２９６－８
ラグタイム（RAGTIME)
タンタンメンとしては邪道と言われてしまうかも？ イタリアンレストランで食べる、勝浦タンタンメンは、上品な勝浦タンタンメンよそいきバージョンという感じ。勝浦タンタンメン以外に、「勝浦ワンタンタン」「勝浦タンメン味噌」「勝浦つけ麺」とバリエーションがあるのも楽しいですね。そして、もちろんイタリアン（ピザやパスタ）も食べられますよ。ランチは海を見ながら食べられるロケーションが素晴らしい！
ぴかいち
どちらかというと「変わり種」勝浦タンタンメンと言えるかもしれません。具だくさんで食べるのが楽しくなる勝浦タンタンメンを出してくれるお店です。店は狭くてごちゃっとしてるけど、「下世話なゴージャス感」のあるラーメンが、好きな人にはたまらないと思います。
住所 勝浦市宿戸３５８－４
松野屋
正統派勝浦タンタンメンのベースは守りつつも、ラー油とニンニクの組み合わせで、スープを絶妙にうまく仕上げたラーメン店です。スープに中毒性があって、辛さにむせながらも、途中で止められない…そしてまた来てしまうという。勝浦タンタンメンをひと通り味わった人たちにも愛されているお店。玄人好みといえるかも知れません。なんてことない店構えは「あれっ？ここ入って大丈夫かな？」と不安になるかも…（だから玄人好み？）
住所 勝浦市松野６５８－１
まとめ
勝浦にいったらぜひ食べたい、勝浦タンタンメン。ただし、有名店は夕方だと閉まっているお店も多いので注意して下さい（スープなくなり次第終了とか）
お昼に行くとそれはそれで混んでいるので、お昼ちょっと前（11時頃）から入るのがオススメ。それでも行列ができているときはできてます。
家で食べられる勝浦タンタンメンもありますが、ここはやっぱり出かけてみないと！ぜひ、あの辛さを堪能してきて下さい。